備忘録@つくば

街のこと/見たもの/音楽のこと

お休み WW18.2 マル(レ)オケを肌で知る 3

<日曜日>
マル氏の煙草の匂いで目が覚める。寝袋とソファーの寝心地は大変よろしかった。
皆で朝食。A氏のテンションが高い。なぜかキッチンに壷大好きな某軍の大佐がプリントされたマグカップがある。これは良いものだ。
そしてまたプログラムの続きを作る。
お昼はマル氏とえんじにあ氏がオケの練習に出かけてしまったので、ギヤール先生夫妻とSJ氏と4人で事務所で食べる。SJ氏が時々英語で通訳してくれるもののほぼフランス語のみのアウェイな状況の中で、それでも「おいしい」と「食べ終わりました」くらいはフランス語で言えるようになった。
ヴィルジットさんが本当に気のつく方で、先生がピアノ一筋な分、いろいろとお世話を焼いている。食後はいそいそと後片付けをし、お皿だけでなく流しの掃除まで始める。「なんか自分の家みたいにお掃除してくださってますね」「本当はキッチンの壁のタイルもきれいにしたいんだけどね」。それはいいですって。
午後はギヤール先生のパリでの教え子がいらっしゃる。物腰がかなりえんじにあ氏に似ている。
夕方からは私の高校時代の先輩の留学先の同期生(ピアニスト)が旦那さまとご友人と一緒にいらっしゃる。先生が「アルゲリッチみたい」と絶賛していた。ああ写真を皆に送らなくちゃ。
またジャネ様がいらっしゃった。一見水玉かと思いきや、黒地に白の小さな星がいっぱいついたパンツをお召しになっていた。しかも上着からのぞく襟元にも、黒地に白の小さな星がいっぱいついた生地が見える。まさか全身星だらけだから上着脱がないとか。気になる。それにしてもわかってらっしゃる。
先生たちよりも私のほうが先に帰ることになり、夫妻にお別れをし、ジャネ様にも「ニコラさん(本名)、じゃあまた〜」と挨拶をしたら、「ああ、またねー」と返してくださった後、尾崎紀世彦の『また逢う日まで』を突如歌い出された。「なんで知ってるの!?」「ええー、知ってるよー」。しかも良い声だった。只者じゃない。
帰宅して、久しぶりに師と話した。私の回復ぶりが電話越しにでもわかったらしい。自分の実感だけでなく、外からも判断してもらえるとよりありがたく感じる。

マル氏はじめマルオケの皆、貴重な体験をありがとうございました。