備忘録@つくば

街のこと/見たもの/音楽のこと

お休み WW18.6 かるいざわ

<金曜日>
同僚夫妻の結婚披露宴のため軽井沢に向かう。
出張で長野市よりも奥の某工場まで行ったことはあったけれど、軽井沢には初めて上陸する。
…寒い。底冷え。強風。
アウトレットの中を歩いてホテルに向かう途中、その辺のお店に入って何でもよいから寒さをしのぐものを買いたくなる。しかし無計画で飛び込むとどうなるか目に見えてわかっているので我慢する。
何人かの半袖の人とすれ違う。なぜだ。外国人でよく冬でも半袖半ズボン姿っていうのはあるけど、見るからに日本人だったし。そして舶来ものの美しい御犬様が大変多いことに気づく。さすが避暑地のイメージ通り。暑くないけど。
ホテルは古きよき時代のリゾートを地で行くようなところだった。館内の恐ろしいまでに急なスロープに一瞬負けそうになる。きっと増築したり階段を無理矢理スロープにしたりしたんだろう。

外の景色はまだ寒々しい感じ。これからどんどん緑が増えてきれいになるんだろうな。
アメニティのトレイになぜかバ○(炭酸ガス温浴効果でお馴染みの入浴剤)が入っていた。王子の名を冠したホテルなのに、なんだか庶民的で意外。でも冬に一日スキーとかやってきた人なんかにはきっと受けるんだろうな。
ちなみにその日の最低気温は-1℃。冬だよ…。

<土曜日>
朝食の後、せっかくなのでホテルの周りを散歩する。
…やっぱり寒い。コート持って出て来ればよかった。
朝から元気にテニスやキャッチボールを楽しむ人々。ずらりと並んだゴルフのカート。散策を楽しむ家族連れ。まさに絵に描いたようなリゾートだ。
式場で会社の人々と合流する。今回はほぼ直感で決めて、濃い緑のサテン地のプリーツだらけのAラインワンピース+黒のボレロに、『自分でできるまとめ髪ピン』でまとめた頭で出陣したところ、マネージャーのF女史は桜色のお着物+オフホワイトの帯に夜会巻き、同じくO女史も黒地にシルバーの刺繍がされたベアトップのロングドレスに夜会巻きでいらっしゃった。参りました…。
席が新郎新婦の目の前だったので、それほど移動せずとも間近で写真を撮りまくることができた。ご歓談時間中に二人のファーストバイトのステーキ版を激写していると、会社の男性たちが私のK-xを見て口々に、「うわあい、シャア専用だ」と大喜びする。赤ければ何でもシャア専用なのかい。確かにこのK-xは武器っぽいが。でもそんなこと言ったら私の持ち物なんてほとんどシャア専用だ。セカンドマイカーも旅行鞄もipodも携帯もはんてんも会社で使ってるUSBのハブもIDカードのネックストラップもストールも、そしてVitzも。
そうこうしているうちに、新郎が編集したとみられる、新郎新婦の生い立ち紹介ビデオが始まった。聴こえてきたBGMに耳を疑う。これ、ミサトさんが朝からビール飲んでくだ巻いてるシーンの曲じゃないのさ。思わず半笑いで新郎を見ると、明らかに私の方を向いてにやにやしている。さらにその曲の次に聴こえてきたのは『Komm, süsser Tod』。ちょwおまw いくらなんでもそれを披露宴で流すのは…慌てて周りを見渡しても誰も反応していない。いいのか!? という目でまた新郎を見るとさっきよりもにやにやしている。
披露宴がお開きになり、お見送りをしてくれる新郎新婦に「おめでとうございました」と挨拶した後また半笑いになってしまい、「ちょっとw」と突っ込んだところ、「あの曲はa_hya_koのために選んだんだよw」。お心遣いありがとう、でもね、まあいいか、おめでとう。