備忘録@つくば

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本いくつか

15歳の寺子屋 乗り越える力

15歳の寺子屋 乗り越える力


最初の動機はひらひらした衣装。その次は自分専用の白い靴。その次は新しい技が次々にできるようになること。なんかわかる。
ピアノを習っていた頃、年に1度開かれていた3教室合同の演奏会で、自分よりも小さな子がかわいらしい衣装を着て自分よりもはるかに先の課程の曲を弾いているのを見ると、自分も早く先に進んであの位置に行きたいと思わずにはいられなかった。『長い髪+白いドレス+補助ペダル(まだ小さいのにペダルを使うような難度の曲が弾ける)+モーツァルトのソナタ+演奏会のトリ』とか憧れでしたよもう。結果的に白いドレス以外のアイテムは手に入れたけど。

いつもと勝手の違う環境でも楽しんでみる。その一方、できる範囲で普通の生活を心がける。これは今の私にも通じる。楽しむのはなかなか難しいが。
火星人の発案のもと、本屋で気になる本を手に取ったら棚から離れた平積みのコーナーに移動して中身をチェックすることにした。余震で本棚が倒れてきたりするのは心配だけど本屋に行きたい場合のサバイバル術。


ピアニスト辻井伸行 奇跡の音色 ?恩師・川上昌裕との12年間の物語?

ピアニスト辻井伸行 奇跡の音色 ?恩師・川上昌裕との12年間の物語?


辻井氏が弾きながらゆらゆらしているのはリラックスしていることの表れなのね。
言語とその語圏の音楽表現は密接に関わっているというくだりは興味深かった。