備忘録@つくば

街のこと/見たもの/音楽のこと

行ってみるもんだ 3

高校時代の先輩のピアノコンサートに行ってみた。もちろん金曜日に買ったK-xとともに。

日比谷の松尾ホールの比較的小ぢんまりとしたステージにスタインウェイが2台。そして、最前列の席と出演者が礼をする位置が2mと離れていないことに気づく。なんという密度の濃さ。
先輩を含め、リスト音楽院同期の3人が、ピアノ協奏曲を2台のピアノで演奏するというプログラム。古典派、近代、ロマン派。それぞれの得意分野が聴けて興味深かった。
最後には3人が1台のピアノにぎゅうぎゅうと集まって、観客も手拍子で参加してラデツキー行進曲。こういうときステージと客席が近いと、一体感があっていいですな。
そんな客席の最前列で、演奏後のお三方に向かって私が構えた真っ赤なK-xは、ステージから見ても大変目立っていたらしい。プレッシャーかけてすみません…。
偶然東京に来ていた先輩の同級生に会うことができたし(やはり彼女も私を覚えていてくれた)、今JA○Aに勤めているという先輩のお知り合いにも会うことができた。会話の糸口に詰まって、思わず「『きぼう』作ってるんですか」とか口走ってしまった。もう宇宙に行ってるっちゅうに。しかも、ご近所さんなのにお名前をおうかがいできないままお別れしてしまった、やいやい(←遠州方言で、何かをしでかしたりして困ったときなどに発する感嘆詞)。
そしてこのコンサートの刺激で、さらに私のアンさんへの思いは濃くなった。今年のOBコンサートのネタ決定。